愛と恋の境界線
愛と恋の境界線
騎士アスターは、戦場で右腕を失い退役した。 祖父の花屋を継いで働くようになったある日、親友夫婦のもとに娘が生まれる。 娘の名はアイリーン。 アイリーンは成長するにつれ、アスターを慕うようになる。 アイリーンの想いはただの憧れに過ぎないのか、それともーー 年の差23の恋物語。 月影の王子と太陽の少女から二十年以上先、スイレンの息子が主人公です。
詳細情報
- ページ数
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142
- 文字数
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26
- ジャンル
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恋愛
- カテゴリ
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一般文芸
- タグ
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女性向け
男主人公
短編
異世界
魔法あり
テンポ良し
感動
切ない
激甘
- 発行日
- 2020年08月28日
カスタマーレビュー
- 歳の差が、二人の愛を甘く煮詰める
23の歳の差を持つ二人が織りなす恋と愛の物語は、普通の恋愛とは違う。
歳の差故にためらうものがあり、障害もあるもの。
だけど、アイリーンは持ち前の無邪気さと恋心の熱さで、いともたやすく壁を乗り越えてくる。
笑顔を振りまき、時に拗ね、時に嫉妬する。
ころころ変わる少女の表情がとてもかわいらしく、読んでいて惹かれてしまう程。
親のように彼女を見守り続けて来たアスターもその魅力に惹かれ、徐々に気持ちが寄せられていく。
二人のもどかしい距離感と、どこか甘さを滲ませるやり取り。
その微笑ましい関係性に、とても胸がほっこりする作品だ。
二人が煮詰める愛の物語を、ぜひ読んでいただきたい。
レビュアー:アレセイアの魔境
2020年10月27日