ガール・ミーツ・フォルテシモ!!

著:瀬古透矢絵:tatsuki
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ガール・ミーツ・フォルテシモ!!

著:瀬古透矢絵:tatsuki

わたしとまた、音楽をやりませんか?

『鍵盤の姫君』と呼ばれる天才ピアニスト・宮野葵は、厳格な父に敷かれたレールに疑問を抱いていた。 合唱部所属の訳アリ伴奏者・深山桜は、自由に歌えない悩みを持っていた。 そんな悩みを抱える中学生二人が出会い、互いの『音楽』に惹かれ合いながら成長していく。 しかし、娘を世界レベルへ導きたい葵の父『弦楽の大王様』は、桜との部活動を許さない。偉大な父の教育方針に反抗する葵と、葵の力になりたい桜。そんな二人の情熱は、合唱部の先輩や吹奏楽部の面々も巻き込み、かけがえのない青春を賭けた大きな舞台へ収束していく。 葵の演奏と桜の歌声は、『弦楽の大王様』の心を動かせるのか? 音楽とは何かを問いかける、ガール・ミーツ・ガール青春小説。第二回小説下剋上コンテスト優秀賞作品!

文字数205,786
ジャンルヒューマンドラマ
カテゴリライトノベル
タグ女主人公長編現実世界青春感動
発行日2023年09月10日

読者の感想

熱く尊いガールズ・バディが咲き誇る、爽快感1000%の青春オーケストラ!
とにかく読んでいて気持ちのいい、ページをめくるたびにキャラクターへの愛着が増していく、最高の青春小説です。 「超絶技巧を持つが楽しく弾けないピアニスト」の葵ちゃんと、 「楽しく歌いたいけど、部のために苦手なピアノを弾く」の桜ちゃん。 この二人が、音楽家としても少女としても惹かれ合い、互いの希望となっていく……という縦軸が魅力的なのは勿論として。 二人を取り巻く人物たちの視点が加わると、さらに物語の味わいが広がっていくのです! 多層的に描かれた葛藤と情熱、それらが交錯し共鳴していくクライマックスの熱量は、彼女たちの掲げる「全員主役」に恥じない読み味です。 そして「音楽を小説で表現する」難題にも正面から向き合っています。ポップかつ丁寧に、緻密かつエネルギッシュに、技術も感情も存分に描かれています。作中で演奏される実在の名曲たちには、思い出深い人も多いのでは。 「好きな要素多そう……」と思って読み始めたら「マジで好きな展開しかねえな!!」と歓喜した一作です。 こういう小説が商業ルートに乗っているの、本当に嬉しかったです。関係者各位に、心からの御礼を。
読後、気づけば涙
ゆっくり読み進めよう、そう思って読み始めたのですが次の展開が気になって気になって……気づけばあとがきまで読んでしまっていました。 主人公二人の物語も非常に良かったのですが、合間合間に描かれる周囲の人物達の物語も最後の章で一つの結末を迎えていく様は読んでいてとても良い、そう思いました。(言葉選びが下手で申し訳ない…… まさに《全員主役》、素晴らしい物語をありがとうございました。