一気に読み切りました！ まず感想としては一言です。最高でした！！ 群像劇と聞いていたので、主人公なども明確ではないパターンかと思っていましたが、ちゃんとメインのキャラがいて、彼らの視点で物語が進んでいくという構成でした。主に4人の視点で話が進みますが、それだけ視点の転換が激しいと読みにくいかと思いきや全くそんなことはなく、それぞれのキャラクターが物語を追っていく様子は面白かったですし、部分部分でそれぞれのキャラが鉢合わせになったりして、協力していくのも最高でした。 あまり書くとネタバレになるので控えますが、ただの高校生である夕介が血だらけで倒れている少女ロクと出会うところから始まるボーイミーツガールもので、このロクという少女が中心となる事件を中心に、エージェントっぽい女の子や喫茶店の店長やりながら魔術師やっている人や運び屋のおっさんが関わっていく…という話です。 ラストの全員が集まっていくところなどは、読んでいて鳥肌ものでした。 いや、本当にものすごく大きなシリーズものを一作にしたような作品でした。 あとは、最後に次巻への引きもあって、最近では珍しいなと思いましたが、またこのメンバーが出てくるのかなと思ってワクワクしました。 続き早くほしいです。 みんな買いましょう…！面白いです！