明治新選幽奇譚-散弾銃に塩を込めて-

著:弓束しげる絵:蒼乃ぐら
¥660
カートに入れる試し読み

明治新選幽奇譚-散弾銃に塩を込めて-

著:弓束しげる絵:蒼乃ぐら

歴オタ自衛官、転生したら推しの息子と除霊することになりました――!?

戊辰戦争の記憶も残る明治17年。不発弾処理中に殉職した女性自衛官は神社の娘の灯子として転生。怪我の責任を取ると求婚してきた相手は己が尊敬してやまない新選組隊士の一人・中島登の息子だった。しかもこの息子の登一郎、難儀なことに霊が視えたり憑かれたりする体質。登一郎と共に銃に取り憑いた怨念を祓ったことをきっかけに、灯子は藤田五郎を名乗り警視庁に奉職していた斎藤一に頼まれ悪霊退治に乗り出していく。唸れ、村田式散弾銃! 塩を込めて!!
元自衛官の巫女と霊媒体質の新選組隊士の息子によるラブ(推し?)&アクション、ここに開幕!

幕末ならいざ知らず明治7年という中途半端な時代に異世界転生。しかしこの頃はまだ新選組の残党がまだ十分若いまま生き残っているという絶妙な時期。そう、これは新選組に想いを残したまま明治を生きている関係者と、はるか先の未来で新選組を想い焦がれる現代のオタクとがガール・ミーツ・ボーイする物語……なんだけど、限界オタクの反応は通常運転でも、推しの息子から求婚されるという突然のロマンスには免疫がなく……。何故なら彼女は元自衛官。銃の扱いには長けていても男の扱いは不慣れ。そんな灯子さんの勇姿をご笑覧ください。

担当編集者 栞
文字数202,585
ジャンル歴史
カテゴリライトノベル
タグ
発行日2023年12月28日