(第一部)魔導騎士(ベルムバンツェ)~神に愛されし最強の男は、自らの記憶を取り戻す為に戦う~
記憶を失った青年――後に“シュランメルト・バッハシュタイン”と名付けられる――は、一人の少女を助ける。
それは自らが在る地のお姫様、フィーレ・ラント・ベルグリーズであった。
フィーレに連れられるまま、彼女の師匠がいる“リラ工房”を拠点に、シュランメルトは記憶を取り戻すため、悪との戦いを始める――
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光と共に、青年は再び大地を踏みしめる。
記憶を取り戻し、そしてその先へ進む為に、彼は最高の相棒と共に戦い続ける。
これは最強の漆黒の騎士と、それを操る最強の男の物語。