私の町の巨大ネコ
そのネコが行くところ、人が死ぬ。
中学に進学して訪れる最初の夏、ミレナは魔女の瞳を開眼する。ロシア生まれの祖母から受け継いだ魔女の血筋は普通の人に見えないものをミレナに見せた。腕に巻き付く蛇、頭に貼り付くヒトデ、瞳にとまる蝶……それぞれが意味を持って存在していた。ミレナが見た巨大ネコもまた、人間の死を予見する。
これは、一人の少女の成長の物語。
スマホ環境(Andoroid)での試し読みは難なく出来ておりますが、PC環境からは文字が薄くなってしまいます。
データはPDFのため、ダウンロードいただいたさいは拡大してご覧ください。
小説家になろうにて掲載したストーリーに9,500字の加筆修正を行った、ネット小説大賞一次選考通過作品。
修正前の小説は下記URLから全話読破可能。
http://ncode.syosetu.com/n0816eo/